- SAIRUIU -
- Sky Walker 77 - 織姫はきっと会えたね。
機織りつながりで、少し前ですが・・・
3月に、土佐和紙工芸村のはた舎(はたや)さんで、テーブルセンターを織ってきました。
工房にお邪魔する機会は何度もありましたが、実際に機織りするのは5~6年ぶりで、糸車通して足踏みして、とん、とん、とん、とするのも、最初の方はぎこちなかったですがやってるうちにスムーズになってきて、リズムに乗って癒される楽しい時間となりました。
実家の母への誕生日のプレゼント用だったので、母が好きそうな色で眼から女性ホルモンがなんとなくとれそうなイメージ(大きなお世話^^;?)で織ってみました。
その後、3年前にこちらで製作したはた舎さんのはがきサイズのチラシが品切れしたこともあって新たにチラシの製作依頼をいただきまして、先方のご意向もあり、そのときの写真をメインに使用することになりました。いいのかなあと思いつつも、自分としてもすごく気に入っていたのでなんだかとても嬉しいのでした。
ご兄弟は3年前に撮影したものです。 とてもいい顔してくれています。
裏面は7月に撮影。 緑が濃いです。
2014.12.追記 はた舎さんWEBサイト完成しました。 http://works128.net/hataya/
7月下旬には、バレエ教室さんの発表会の撮影があります。主に袖や裏方でスナップしたものを、写真集にさせてもらってますがファインダー越しに見たお顔はほぼ覚えているので(普段はあんなに記憶力無いのに)生徒さんたちが、2年経ってどんなに大きく素敵になってるか、とても楽しみです。
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最近手にして読み進めている「音楽と数学の交差」という本の中に以下の記述がありまして、興味深かったです。
第1章 響きあう音楽と数学 古代ギリシャの音楽と数学(抜粋) 古代ギリシア人の宇宙の調和の根本原理が「ムジカ」であり、その調和が「ハルモニア」であるとされています。・・・(中略) 古代ギリシア人は、音楽には三つの種類があると考えました。それは、「宇宙の音楽(ムジカ・ムンダーナ)」「人間の音楽(ムジカ・フマー ナ)」「器具の音楽(ムジカ・インストゥルメンターリス)」です。 第1の「ムジカ・ムンダーナ」は天空の調和そのもので、星々は素晴らしい音楽を奏でているはずだと考えたのです。 第2の「ムジカ・フマーナ」は人間の魂や肉体の調和を表すもので、人間の心身も「ムジカ」の根本原理によって成り立っていると考えました。 第3の「ムジカ・インストゥルメンターリス」が実際の音楽なのです。そして、「器具」と訳されてはいますが、「インストゥルメンターリス」には声も含まれます。つまり、第1と第2の音楽は、実際には人間の耳には聞こえないもの、音楽として人間が聞くことができるのは、第3の音楽のみなのです。・・・ 引用元「音楽と数学の交差」桜井進×坂口博樹
第1章 響きあう音楽と数学
古代ギリシャの音楽と数学(抜粋)
古代ギリシア人の宇宙の調和の根本原理が「ムジカ」であり、その調和が「ハルモニア」であるとされています。・・・(中略)
古代ギリシア人は、音楽には三つの種類があると考えました。それは、「宇宙の音楽(ムジカ・ムンダーナ)」「人間の音楽(ムジカ・フマー ナ)」「器具の音楽(ムジカ・インストゥルメンターリス)」です。
第1の「ムジカ・ムンダーナ」は天空の調和そのもので、星々は素晴らしい音楽を奏でているはずだと考えたのです。
第2の「ムジカ・フマーナ」は人間の魂や肉体の調和を表すもので、人間の心身も「ムジカ」の根本原理によって成り立っていると考えました。
第3の「ムジカ・インストゥルメンターリス」が実際の音楽なのです。そして、「器具」と訳されてはいますが、「インストゥルメンターリス」には声も含まれます。つまり、第1と第2の音楽は、実際には人間の耳には聞こえないもの、音楽として人間が聞くことができるのは、第3の音楽のみなのです。・・・
引用元「音楽と数学の交差」桜井進×坂口博樹
-引用終わり-
このあと、数学への展開が続きますが、大変興味深い内容になっていきます。とくに、「音楽と数学の中の無限」という章が印象的です。
外なる宇宙の「ムジカ・ムンダーナ」と、内なる宇宙の「ムジカ・フマーナ」を、いかに「ムジカ・インストゥルメンターリス」に具現化するか。それが、音楽の持つ根源的な方向性なのかもしれません。
そして、調性を超えた「現代音楽」とは、人間の表層の快・不快を超えたうえで、「無限」を音楽に取り入れることで、広大なスケールを音楽に持ち込もうとする試みなのでしょうか。
有限の時間で構成される音楽が、果てしない広がりをもつ(内・外)宇宙そのものに
なりえるはずだという確信を持つに至る人々のチャレンジは、
様々な人種、形態、ジャンルにおいて、古代から連綿と続いています。
今の時代にうまれたことは、やはりとても幸せなことだと思います。
FROMKOCHIの気まぐれ更新日記 高知ライフ13年目に突入です。
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