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☆祝☆5回目〜管理人は転職活動はじめました〜
 只今午前1時。こんばんは、桃色うさぎです。『告白』の余韻で眠れんねえ〜
 オクリことオクリウサギです。こんばんは、桃さん、喋りたくてうずうずしてるようだから、まずはお先にどうぞ!
 じゃあいくわよ〜。森口先生(松たか子)が、担任をしていたクラスの子らに自分の娘を殺されて、犯人二人(少年Aと少年B)に復讐をするために、あることを行ったことをクラスの生徒たちの前で告白するところから始まる。森口は口調こそ丁寧だが、愛する娘を失い悲しみに暮れ、一方の犯人二人は、森口先生に犯行を告白したにもかかわらず、何事もなかったかのように学校生活を送っている。だから、彼女は道理に合わないことに強いしみを抱いているから徹底的に犯人の少年たちを追い詰める。
 森口をはじめ、このストーリーの主要人物たちが順番に心の内を告白していくんだけど、内面が歪んだ性格、目の前の家族しか愛せない親、育った環境のせいで他人を見下すことで優越に浸っている暗黒な自我をもった少年、もろいプライドで自分を保つ少年、もはや信頼なんて存在しないどす黒い友情のクラスメートたち・・・とにかく魑魅魍魎たちしか存在しないんだよ。とにかくすっきりはしなかったわね。
 みんな表面的にはいい子・いい人なんだ。それはあくまで仮の姿。すべて自己満足のために生きているんだよ。自分のためにではなく、自分だけのためにしか生きていけない人間たちなんだ。ほら、ちょくちょく耳にしない?「うまい話には気をつけろ」ってね。いい顔してもっともらしいことを言ってる人を100%信じてると馬鹿を見るってこと。森口先生に利用されたウェルテルなんかがいい例。
 でも、みんなが哀れな話だよ。間違ったアイデンティティーを持っている。どの考えも正しいとは思わなかったなあ。
特に森口先生がニヤリと笑って言い放つ「なんちゃって」は不気味だ。足元を見られた気分になったよ。。どこまでが真実かわからない。
 うーん、オクリはそう思うのね。本音と建前を使い分けてるから余計に怖いよね。
私が着目したのは子供を愛しすぎる少年Aと少年Bのそれぞれの母親ね。双方とも対照的な愛情をもっている。Aの母親はこどもを一生懸命愛しすぎて手を出すのね。Bの母親(木村佳乃)は愛情が強すぎて、思い込みで束縛する。
 しかしどちらも裏を返せば子育てを作品作りにとらえているんじゃないかなあ?でも、こどもがもっと自分で考える時間を与えてほしい。みんないい子でこの世に生まれてきたはずだよ!これ以上いい子になんてなれないから。過度な期待から出る言葉って、こどもを苦しめるだけじゃない?親が持つコンプレックスを受け継がせてはいけないよ。。。
 いつになく、熱く語るなあ。親や子の人格が崩壊していくシーンをみると、常人ならありえるだろうと思う。涼しい顔して過ごせるわけないからさ。だから森口先生は、「目には目を歯には歯を」で復讐したんだ。

今回は自分も桃さんも子を持つ親じゃないから親の目線で語れないよね。もしこれを鑑賞した親たちはどう思うのかな?
 ん?そういう時こそ、結婚したお友達に聞いてみようよ。ただつるんでるだけじゃないほんとの友達にね!
 ああそうか!ありがとう♪もし見てなかったら薦めてみよう。
今日の桃さん優しい☆
 オクリは大事な親友だからね〜。
なかなかいないのよ〜映画を熱く語れる奴って。
 ・・・・・・・・・・ZZZ・・・・・・
 オクリ、とうとう寝ちゃった。。今夜はお疲れだったもんね。
次回は進行頼むよ〜。
私もそろそろ、おやすみなさい☆