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☆祝☆4回目〜「冬ソナ」のあの俳優さんの自殺にびっくりしました!〜
 こんにちは、オクリウサギです。今日は初の邦画の紹介だね
 部屋の掃除をしただけで汗だくよ。こんにちは、桃色うさぎです。
『めがね』が思いのほか良かったねー。オクリからのご紹介ねっ!
 ほいほい。2007年9月公開の作品で、小林聡美・もたいまさこの名コンビの良作です。浜辺の宿に、都会からやってきたタエコ(小林聡美)が、のんびりした時間を過ごす島の住民たちと、たそがれながら心の疲れをとっていくストーリーなんだよねえ。
 とにかく、海がきれい!鹿児島県で撮影されたらしいんだけど、無駄な施設なんて一切ない!海と空と宿と、あとかき氷をふるまう小さい小屋のみ。空気も澄んでそうだし、ストレスで余裕のない心が洗われるようだ。
わかるわかる。あの自然を目の前にしたら、余計な気遣いもいらないだろうし、素直になりそうだもん。
それに、もたいまさこが演じるサクラさん、和室に黙って座ってるだけで絵になるんだよ。無言の演技なのか、あの方だけが放つ独特の存在感がいい味だしてるんだよねえ。
 ああいうタイプの女優さん、なかなかいないよ。だから、好きなシーンなんていっぱいある。サクラさんがタエコさんを自転車で迎えにきて、後部座席に乗せてあげるんだけど、あれは本当に落ち着く★長年付き合ってる友達のような雰囲気を醸し出してる。でもなぜかクスリと笑えちゃうんだよ。
 ケータイなんか必要ないんだよね。いちいちメールする必要ないし、人の考えを察して先回りして行動できるなんて、日常生活ではありえないから。
 そもそもケータイが通じないっていう設定だからね。だから、おおよその予測はできるんじゃないかな。
もうみんな穏やかだし、サクラさんたちの”メルシー体操”やったら、だいたいは健康でいられそうだよね。働いて、みんなでごはん食べて、たそがれて、寝る。時間の流れに乗って、あるがままに過ごすのはまさに理想形だよ。
 でも決して好き勝手に生きてるんじゃないよね。サクラさんも一時だけあの宿で働いて、ほんとのお家へ帰る。 いい余韻を残してくれるから、タエコもまた訪れたくなってるし。自分もあんな宿に行ってみたいねえ。
 ひとつ気になったのは、キャストたちがめがねをかけている点。特に意味はないのかもしれないけど、人間には大きな違いはないけど、人間てそんなに外見に差はないのだけど、一日の過ごし方一つで中身も変わるし、全然違ってくるかなあって思ったよ。
 オクリが気に入った映画だけあって、べた褒めね。 まあ食事のシーンなんか、どれもおいしそう!あったかいご飯に、お味噌汁と、新鮮な野菜のサラダと、梅干し。食後にのんびりたそがれるなんて全然してないかも。ストレス抱えたときって、人に相談すること多いけど、まずは自然と向き合うと、たくさんのことを悟っていきそうだね。
 そう!!だから桃さんも出来合いのものばっかり食べずに、手作り料理を覚えないと、いつまでも独身じゃあまずいでしょう。
 私は忙しいの!時間がないから作らないだけ!!その気になれば、ちょちょいのちょいだからね☆
 桃さん、『めがね』を観た意味がないわ、それじゃあ。休日でも自炊しないなんて・・・。もしかして、この映画の良さをちっとも分かっちゃいないの?
 それとこれとは別!!今夜は何食べようかしら?また次回〜☆